新潟・糸魚川の池のほとりで、中秋の名月とともに過ごす野外レイヴ

9月25日、満月の夜に幕が開く。
御月民 -OTSUKIMI- は、その名の通り中秋の名月に合わせて開かれる野外フェスティバルだ。7年目となる2026年の舞台は、北アルプスの北端、新潟・糸魚川のヒーリングガーデン高浪の池。国内外から16組が、3日間をつないでいく。

OTSUKIMI 2025のクロージング

OTSUKIMIとは

2019年にスタートし、中秋の名月に日付を合わせて開催されてきた野外フェスティバル。
長野・白馬村、山梨・河口湖と会場を移しながら続き、2025年からは新潟・糸魚川へ。

掲げているのは、音楽と自然、アートが交差する時間を創造すること。音楽だけを鳴らす場ではなく、ステージ、照明、空間デザイン、ライブペイントまでを含めた会場全体を、ひとつの空間として設計する。今年は新たな空間演出チームも加わった。

OTSUKIMI 2025の夜のダンスフロア

北アルプスに抱かれた、池のほとりの芝生

会場となる「ヒーリングガーデンたかなみ」は、北アルプスの北端に佇む高浪の池のほとり。雄大な山々に囲まれたキャンプ場で、フロアもキャンプサイトも全面が芝生だ。駐車場から会場までは徒歩ですぐ。温水シャワーは男女各2室、トイレは2ヶ所。キャンプをしながら、3日間をこの場所で過ごせる。

東京駅から北陸新幹線はくたかで糸魚川駅まで約2時間。駅と会場のあいだはシャトルバスが走り、車がなくても辿り着ける。キャンプ用品を持たずに参加できるhinataレンタルや、道具の事前配送にも対応する。

会場となるヒーリングガーデンたかなみ

3日間の輪郭を、この顔ぶれが決める。

今年最初に発表されたのはEfdemin。催眠的なアプローチに確固たるサイケデリクスを湛えたその音は、OTSUKIMIが目指す世界観を象徴する存在だ。

スペインのMod.1は今年が初出演。深く瞑想的なディープテクノを、レコードの質感を生かしたヴァイナルセットで届ける。

Northern Electronicsを主宰するAnthony Linellには、2日目深夜のピークタイムが託された。極限まで削ぎ落としたミニマリズムから、緻密かつダイナミックに変化していくセット。今回の日本公演は、このOTSUKIMIのみとなる。

そしてヘッドライナーは.VRIL。世界規模のフェスティバルに名を連ね続ける彼のライブセットが、3日間のグランドフィナーレを飾る。

DAY 1 / 9.25 FRI

中秋の名月の夜に、幕が開く

17時のMitayoから始まり、Soがつなぐ。21時からはHypnotic Black Magic × QmicoによるB2B。ベルリンでArt Bei Tonを主宰するHypnotic Black Magicと、近年シーンに確かなオリジナリティを築きつつあるQmico。ふたつの深くヒプノティックなグルーヴが混ざり合う。

24時からはHaruka。昨年のラストスロットで見せた新たな一面を、今年はどう昇華するのか。真骨頂であるサイケデリクスとともに、満月の夜が更けていく。

OTSUKIMI 2025のHARUKAのプレイ

DAY 2 / 9.26 SAT

朝9時から翌未明まで、最も長い一日

Yoshitake EXPE.のライブで2日目が始まる。スペースギターと呼ばれる独自の音響システムで、宇宙空間や心象風景を思わせるサウンドを描き出す。続くHerbalistekは、ベースミュージックを起点にテクノへの親和性を持つサイケデリア。

11時からはYamaの3時間、14時からはDskSonchoが7年目にして初のB2Bで3時間。日中の出演者を減らしてロングセットに委ねるのは、一体感を重視する今年の設計だ。

夕暮れの17時にMod.1、19時に夜の入口をDJ HI-Cが開き、21時にPaula Koski。そして24時、Anthony Linellがピークタイムを担う。

OTSUKIMI 2025のクロージングを任されたSandrien

DAY 3 / 9.27 SUN

朝のライブから、夕方のフィナーレへ

最終日は朝9時、HAPPYのライブから。ロック、エキゾチカ、ニューエイジ、ダンスミュージックが複雑に絡み合い、聴く者をサイケデリックへと導いていく。

10時からはKeita。白馬の自然を拠点に、自然と音、人と場所をつなぎながら活動を広げてきた一人だ。バンド演奏の余韻を受け継ぎ、繊細さと緊張感が共存する時間でクライマックスへの流れを根付かせる。

12時からEfdemin。そして15時、.VRILのライブセットがグランドフィナーレを飾る。18時、3日間の旅路が終わる。

OTSUKIMI 2025のセカンドステージのHAPPY

9チームの演出と、2つの音響システム

ステージ、照明、空間デザイン、ライブペイント。会場全体をひとつの空間として捉え、そのすべてを組み合わせた演出が施される。今年はHeaven Hug Designhidari-kiki CREATIONNORARI WORKSSamaya Designら9チームが参加。ライブペイントは密が手がける。

音響は、ステージごとに構成が分かれる。メインステージを担うのは、アップグレードを重ねてきたOtOdashi。今年は昨年からさらに大幅にパワーアップしたシステムが導入される。セカンドステージにはL-Acousticsを採用。芝生のフロアで、アーティストのパフォーマを最大限に引き上げる。

本祭のあとに、もうひとつの時間がある

今年から新たに、本祭終了後のアフターパーティが同じ会場で開かれる。キュレーションを手がけるのは、白馬を拠点に多方面な音楽的アプローチで活動するクルー「音浴」。CHOKOSUNGA、Flying 420、Jellyfish、YAMAHAL、shajka Joの6組が、名月の余韻が残る会場で最後の時間を鳴らす。

会場には飲食と物販あわせて約25店舗が並ぶ。昨年に引き続き、御抹茶やヨガ、香りをテーマにしたワークショップも開かれる予定だ。踊る時間の外側にも、こ所で過ごす理由がある。

INFORMATION

チケットは販売中。購入は公式の販売ページから。

満月の夜に始まり、3日後の夕方に終わる。
月の満ち欠けに合わせて開かれる3日間が、今年も北アルプスの麓で立ち上がる。

◯ Dates / 日程 2026.09.25 (Fri) - 09.27 (Sun)
◯ Venue / 会場 Healing Garden Takanami, Itoigawa, Niigata
🎫 チケット販売中